香川県まんのう町で4月25日、国の特別天然記念物、コウノトリのヒナが生まれていたことが分かりました。2023年、2024年に続き3年連続のヒナ誕生です。
香川県まんのう町によりますと、4月25日、町内にあるコウノトリの巣で親鳥がヒナに餌を与える動作が確認されたということです。ヒナの姿は、まだ見えないため何羽生まれたかは分かりません。
まんのう町では2023年、県内で初めてとなるコウノトリのヒナが誕生していて、これで3年連続のヒナ誕生となります。親鳥は、同じペアだということです。
町は、「今年も無事ヒナが生まれてひと安心している。巣立つまで保護活動を進めていきたい」とコメントしています。
ヒナは、今後2カ月ほど親鳥と一緒に過ごし餌の取り方などを学んだあと、6月下旬から7月にかけて巣立ちの時を迎えるということで、町は、巣から一定の距離を保って成長を見守ってほしいとしています。