4月21日に亡くなったローマ・カトリック教会の教皇フランシスコを追悼するミサが27日、長崎市で執り行われ、信徒などが祈りを捧げました。

27日、長崎市の浦上教会で行われたローマ教皇フランシスコの追悼ミサです。

宗教や宗派の違いを超えて県内各地からおよそ1000人が参列しました。

カトリック長崎大司教区の中村倫明大司教は、教皇の教えを交えながら、常に立場の弱い人たちに目を向け融和を説いて回った教皇を称えました。

カトリック長崎大司教区 中村倫明大司教
「平和の実現を叫び核兵器廃絶を叫んでいくこと、すべての命を守っていくこと」
「これらは教皇さまにとっては当たり前のことだったんです」

教皇は2019年に来日し、長崎の爆心地から世界に核兵器廃絶のメッセージを届けました。

シスター(長崎市から)
「(教会の)改革もしたし、勇気を持って生きて」
「すばらしいパパでした」

聖堂は静かな祈りに包まれました。

テレビ長崎
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