4月16日に島根県出雲市で街路灯の支柱が折れて倒れた問題で、市は、2025年1月の街路灯倒壊を受けて行った点検の際に見つからなかった支柱の腐食が原因だったとして、調査対象を広げて再点検することにしています。

出雲市では、2025年1月に続き4月16日にも市が管理する街路灯の支柱が倒れ、原因を調べていました。
その結果、根元からの高さが13センチの部分の腐食が原因だったことを明らかにしました。
倒れた街路灯は1999年度に設置されたもので、その後結露などで腐食が進んだ恐れがあるということです。

市では、2025年1月に街路灯が倒れ児童が大けがをした事故を受けて緊急点検をしていましたが、路面と接する部分を確認していて、路面から離れた部分は把握出来ていなかったとしています。

市は、周辺に設置された街路灯約30基を、チェックする高さの範囲を広げ点検した結果、倒壊につながるような腐食は確認されていないとしていますが、そのほかの街路灯についても点検を進めることにしています。

TSKさんいん中央テレビ
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