小泉八雲の妻・セツをモデルにしたテレビドラマの放送に合わせ、松江市はオリジナルデザインのラッピングバスの運行を始めました。
和服姿で寄り添う小泉八雲と妻のセツ。
宍道湖の夕日を背景に描かれているのは八雲が描いた「海坊主」と「船幽霊」をアレンジしたイラストです。
この松江市営バスのラッピングは、八雲の妻・セツをモデルにしたテレビドラマが今年秋から放送されるのに合わせ、市が制作したもので総事業費は約200万円です。
イラストは八雲に詳しい地元デザイナーが手がけました。
八雲に詳しいデザイナー・石川陽春さん:
「人間とそれを超えた世界。更に過去現在未来と時間を超えた世界を繋いでいる」
4月25日は、松江市交通局で出発式が開かれ、上定市長など関係者が運行開始を祝いました。
松江市・上定市長:
「市営バスは市民の皆さんだけではなく観光客の皆さんにも乗って頂くので、松江が小泉八雲とセツが出会ったまちであるということを魅力を訴求してブランド化を図っていきたい」
このラッピングバスは当面の間、市営バスの各路線を走ります。