ロシアの首都モスクワ近郊で軍幹部が死亡した自動車爆破テロ事件についてFSB=ロシア連邦保安局はウクライナ特殊部隊の工作員の男を拘束したと発表しました。
この事件は4月25日、モスクワ近郊の集合住宅の駐車場で車が爆発し、ロシア軍のヤロスラフ・モスカリク参謀次長が死亡したもので、FSBは、ウクライナ特殊部隊の工作員、イグナト・クジン容疑者を拘束したと発表しました。
ロシアの独立系メディアが公開した動画で、クジン容疑者は、ウクライナの特殊部隊にスカウトされた後、指示を受けてモスカリク参謀次長と同じ集合住宅に引っ越したと証言しています。
その後、用意された監視カメラと手製の爆発物を車に設置し、ウクライナ領内から別の人が遠隔操作で起爆したということです。
ロシアのウクライナ侵攻以降、ロシア国内で軍の幹部などを狙った爆発事件が度々起きています。
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