4月21日に死去したローマ教皇フランシスコの葬儀が26日、バチカンで執り行われました。
葬儀はバチカンのサンピエトロ広場で行われ、アメリカのトランプ大統領など各国の首脳が参列したほか、ローマ教皇庁によりますと25万人以上の信者らが訪れました。
弔問に訪れた人は「教皇にとても愛情を持っているので、ここに来たいと思った。『あなたを忘れない』と伝えたい。ありがとう」と話しました。
教皇フランシスコの棺がゆっくりと運ばれていくと、沿道からは拍手があがっていました。
棺はその後、ローマ市内のサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂に埋葬されました。
教皇フランシスコの後任を決める教皇選挙「コンクラーベ」は、5月上旬にもバチカンのシスティーナ礼拝堂で始まる見通しです。