北朝鮮拉致被害者の家族が都内で拉致被害者全員の帰国を求める署名活動を行いました。
横田めぐみさんの弟で拉致家族会代表の横田拓也さんは「私の姉めぐみは47年間、北朝鮮に拘束されて、今も自由がないまま不自由な暮らしをしているはず。日本政府は必ず取り戻すと覚悟を決めて、北朝鮮に強く迫ってほしい。私たちはもう待てません」と訴えました。
拉致被害者家族会などは、東京・中央区で親世代の家族が生きているうちに拉致被害者全ての一括帰国を求める署名活動を行いました。
拉致被害者・有本恵子さんの父、有本明弘さんは再会を果たせないまま2月に亡くなりました。
帰国を果たせていない拉致被害者家族の親世代で存命なのは横田めぐみさんの母・早紀江さん(89)だけとなり、解決が急がれています。