アメリカの連邦下院議員17人がトランプ大統領に対して、北朝鮮による日本人拉致被害者の帰還を優先して取り組むよう求める書簡を送っていたことが明らかになりました。
書簡は野党・民主党のトクダ下院議員が中心となって取りまとめたもので、超党派の下院議員17人の連名となっています。
トランプ氏が1期目の2017年に、国連総会の演説で拉致問題に言及し「国際的な関心に高めた」と評価し、「大統領は前進をもたらす機会を持っている」と問題の解決に向けた期待を示しています。
その上で、日本と緊密に協力し「拉致被害者の帰還を優先させるよう強く求める」としています。
また、書簡では拉致被害者である横田めぐみさんの母・早紀江さんについて触れ、「残された拉致被害者の親で存命なのは1人だけだ」として、早期解決に向けた行動を促しています。