北海道札幌市の建築現場で4月25日午後、落下して跳ねたコンクリートが男性作業員の足にあたりケガをする作業事故がありました。
事故があったのは、札幌市中央区北1条西19丁目で北海道開発局が整備する「札幌第4地方合同庁舎」の建築現場です。
25日午後4時ごろ、不要になったコンクリートをフレコンバッグと呼ばれる袋に入れ、クレーンにかけて外に出す作業が行われていた際、袋が破れ、中から固まったコンクリートが落下。コンクリートは地面に落ちた後、跳ねて、作業をしていた男性の足に直撃しました。
落下の大きな音を聞いた関係者が消防に通報し、足をケガした男性は病院に搬送されましたが、意識はあり、命に別条はないということです。
警察によりますと、コンクリートの重さは500~600キロとみられています。
警察は、袋がコンクリートの重さに耐えきれなかった可能性もあるとみて、事故の状況を詳しく調べています。