3月末にオープンした倉吉市の鳥取県立美術館。開館後初めて迎えるゴールデンウィークを前に、周辺には新たな立ち寄りスポットが相次いで誕生しています。その一つとして倉吉市のバッグメーカー「バルコス」の新しい店が、26日のオープンを前に、報道関係者に公開されました。
福島睦アナウンサー:
3月にオープンしたばかりの鳥取県立美術館です。ここから歩いて1分ほどの場所に、バルコスの新店舗がオープンしました。
倉吉市の鳥取県立美術館の隣に整備された交流空間「集いの森」。ここに26日にオープンするのが「バルコス集いの森店」。倉吉市で創業したバッグメーカー「バルコス」の新しい店舗です。
バッグや財布など200種類以上の定番商品に…「白バラ牛乳」のポシェット、そして地元のショッピングセンター「パープルタウン」のトートバッグなど、鳥取県民にはおなじみの企業とコラボした新商品も並びます。
店内にはカフェも併設。栄養バランスにも気を使った和風定食に、アップルパイなどデザートも充実、品揃え豊富です。
テラス席は「庭につながるリビング」をイメージ。ショッピングだけでなく、ゆったりとカフェタイムを楽しむことができます。
バルコス集いの森店・伊東佳名子店長:
県外のお客様や、倉吉にお住いのお客様、新しく美術館に行きたいなという方に、ふらっと入っていただけるような温かい雰囲気と、居心地のよい雰囲気を提供できるようなお店がご準備できれば。
新店舗が進出した「集いの森」は、美術館と白壁土蔵群など市内の観光地をつなぐ交流の場として市が約5億円をかけて整備しました。
4000平方メートル余りの敷地には、店舗を中心に遊歩道や子どもたちの遊び場が設けられ、観光客だけでなく地元の家族連れなどもゆっくり過ごせる空間が生まれました。
「バルコス集いの森店」は、26日午前11時にグランドオープン。美術館開館後に初めて迎えるゴールデンウイーク、倉吉の街はその効果でにぎやかになりそうです。