鳥取砂丘砂の美術館で今シーズンの展示が25日から始まりました。16回目となる展示のテーマは「日本」。砂の芸術で日本の歴史と文化を紐解きます。
世界各地への旅をコンセプトに制作した砂像、砂の彫刻を紹介する砂の美術館。
16回目となる企画展のテーマは「砂で世界旅行・日本」。大阪・関西万博に合わせて初めて「日本」がテーマとなり、12か国20人の彫刻家が制作した19の作品が並びます。
中でも圧巻は高さ5メートル、幅20メートルの大作「日本の風景世界遺産」。
イタリアの彫刻家を中心に富士山や姫路城、京都・清水寺、日本にある「世界遺産」が壮大かつ繊細に砂で再現されています。
開幕初日の25日は、オープン直後から大勢の観光客など訪れ、砂のアートで形作られた日本の旅を楽しんでいました。
観光客:
細かいですよね。立体感もあって歴史が徐々に進んできて、すごいいい感じだなと思います。
観光客:
迫力がすごいです。砂と水だけで作ってるって書いていたので、それがすごいなと思いました。
茶圓勝彦プロデューサー:
世界から来るインバウンドのお客様に、日本を知っていただく大きい機会になるかなと思いますし、日本人の観光客の皆様にも日本を振り返ってもらえるチャンスになるのかなと期待しているところです。
「砂で世界旅行・日本」は、鳥取砂丘砂の美術館で2026年1月4日まで開かれています。