まだ4月にもかかわらず、続々とお目見えしているのがさっぱりとした“夏メニュー”です。
ゆで上がった麺を氷水でキュッと締めて、色とりどりの野菜などを盛りつければ出来上がり。
人気の中華料理チェーン「大阪王将」では、24日から夏限定のメニュー、さっぱりとしたしょうゆ味の「五目冷やし中華」と、ピリ辛でしびれるうまさが持ち味の「紅油冷やし担々麺」の提供が始まりました。
大阪王将の岩本町店では、ランチタイム時を迎えて多くのお客さんで混み合ってます。
中には、冷やし中華を食べる男性も。
25日の東京都心の最高気温は22.8度。
本格的な夏はまだ先ですが、次々と注文が入りました。
夏メニューを食べた客は、「ちょっと(夏)先取りで、さっぱりしてて食べやすい」「きょう出てたんで(冷やし中華)いつもはないんですよ。毎日来てるんで、おいしいです」「このあとプレゼンがあって、気合を入れるためにも辛みを足してスパイシーに」などと話しました。
きょうのところはあったかメニューを頼んでいた人からも、「暑くなったら食べたい」「好きですよ、担々麺。冷たいの珍しいから食べてみようとは思うけど、もうちょっと暑くなったらいいと思う」などの声が聞かれました。
夏を先取るこの時期の冷やしメニュー。
例年、ゴールデンウィークは暖かくなることが多いことから、4月から販売を始めているといいます。
大阪王将岩本町店・上野晃司店長:
きのうだが、例年以上に(数が)出始めている。年々、販売の日数が前に来るような感じになっている。暑い時期に食べていただければいいかと思う。
夏を先取るひんやりメニューは、コーヒーチェーン「スターバックス」からも登場しています。
「チラックスソーダストロベリー」と「チラックスソーダゆずシトラス」の2種類を25日から販売。
どちらも、フルーツの果肉にすっきりとしたシトラスの香りと炭酸が合わさった一杯になっているといいます。
購入者は、「すごくおいしかった。炭酸の味がして、すごくシュワシュワしてました」「イチゴが入ってて、炭酸が強くて夏っぽい感じでした」「オレンジっぽいシトラスのすっきりした感じ。夏とかいいかも、ちょっとまだ寒いんですけど。夏ですね、この炭酸もバッチリです」などと、その味わいからひと足早く夏を感じていました。
26日からのゴールデンウィーク。
特に後半は、10年に一度レベルの高温になる可能性もあり、ひんやりメニューが引っ張りだこになるかもしれません。