東北電力は4月25日、今年6月に請求する電気料金を発表し、平均世帯で前の月より62円値下がりすると明らかにしました。
東北電力によりますと、今年6月に請求する5月使用分の電気料金は、平均的なモデル世帯で8857円となり、前の月より62円値下がりします。
電気料金の高騰に伴う国の補助金は、4月請求分で打ち切りとなっています。
東北電力は値下がりした理由について「火力発電の燃料となる液化天然ガスなどの輸入価格の下落を反映したため」としています。
東北電力は今後について「世界的なエネルギー需給の変動などにより、不透明な状況は続く」としていて、石破首相は4月23日、猛暑に備えるため、7月から3カ月間、電気やガス代の支援を行う考えを示しています。