松江市にあるファミリーレストランチェーンの「ジョイフル」で、提供されたピザに「カタツムリ」が混入していた問題で、TSKは提供された客に当時の状況を聞くことができました。独自取材です。
野菜がたくさん乗ったピザ…。良く見ると何か黒くて動くものが…生きたカタツムリです。
この動画は、4月18日午前3時半ごろ、松江市のファミリーレストラン「ジョイフル」松江東朝日店で撮影されました。
TSKは、動画の撮影者に直接話を聞くことが出来ました。
カタツムリが混入したピザを提供された客:
タバスコをかけたらピザの上に乗ってるベビーリーフが動き始めて、なんだろうなと思っていたら、「カタツムリ」が出てきたので単純にびっくりしました。
カタツムリの大きさは、2センチから3センチ程度だったといい、幸い口に運ぶ前に気づきました。その場で店員に申し出て、店側から謝罪を受けたということです。
カタツムリが混入したピザを提供された客:
店員さんも一緒に驚いておられて、すぐに皿を下げてもらって、ホールスタッフの謝罪と、あとは返金という形です。
混入の原因について「ジョイフル」は、ベビーリーフに付着していたカタツムリを洗浄の過程で除去できず、盛り付けの際のチェックでも見逃したとみられるとしています。
カタツムリが混入したピザを提供された客:
すき家のネズミの混入事件があって、カタツムリやナメクジには危険な寄生虫が潜んでいるというのは知っていたので、(SNSに)注意喚起の意味でも投稿した。
「ジョイフル」は混入発覚の3日後の21日に松江保健所に連絡し、その翌日に保健所から調査、指導を受けたということです。
この店舗は通常通り営業していて、該当の商品についても提供を続けています。
「ジョイフル」は、再発防止のため、「食材の洗浄後と調理や盛り付けの際のチェックを強化する」とコメントしています。
保健所によると、これまでに健康被害の報告はないということですが、生のカタツムリは、細菌や寄生虫を持っている可能性があり、食べた場合、人体に影響を与えることもあるとしています。
カタツムリが混入したピザを提供された客:
自分もその食品を食べると思って、よりそういう所に気を使って食品の提供をしていただけたらと思う。