東京都内の学校に通う児童・生徒の本を読まない「不読率」が各学年とも上昇傾向にあることが分かりました。
東京都は、2024年9月都内の公立学校に通う小学校1年から高校2年生まで児童・生徒約4万1000人を対象に読書量についての調査を実施しました。
その結果、1カ月に1冊も本を読まなかった児童・生徒の割合が去年は小学1年生が全体の7.6%、中学2年生は11.6%、高校2年生は36.3%と、各学年とも前の年を上回りました。
本を読まなかった理由についてもっとも多かった回答は、読みたい本がなかったから、で続いて、本を読むことに興味がないから、などが多かったということです。