厚生労働省の麻薬取締部は、大麻を使用した疑いで広島市の男を逮捕しました。
去年12月の法改正で大麻の使用が禁止されて以降、「使用容疑」での逮捕は県内では初めてです。

麻薬取締法違反で逮捕されたのは、広島市西区に住むアルバイト従業員の18歳の男です。

中国四国厚生局麻薬取締部によりますと、男は今月13日までに広島市内で大麻を使用した疑いが持たれていて、さらに自宅からは乾燥大麻0.041グラムが押収されました。

ほかの薬物密売事件の捜査の中で男が浮上。
尿検査を行ったところ大麻成分が検出されたということです。
男は「間違いありません」と容疑を認めています。

これまで、大麻の「使用」に罰則はありませんでしたが、若者による使用の増加を受けて、去年12月の法改正で規制が強化され、「使用」が禁止されました。

大麻の使用が禁止されて以降、「使用容疑」での逮捕は県内では初めてです。

テレビ新広島
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