大阪の毎日放送が放送した番組に「放送倫理違反があった」と判断です。
毎日放送は、情報バラエティー番組「ゼニガメ」で、買取業者が空き家の清掃や遺品整理を行う中で、金庫から金の延べ棒が見つかり、現金で買い取る様子を紹介しました。
しかし、この金庫や金の延べ棒は買取業者が事前に準備したものでした。
BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会は、番組側は買取業者による仕込みであることを見抜けなかったとした上で、「基本的な事実確認がおろそかにされていた」と指摘し、放送倫理違反があったと発表しました。