20日に行われた市長選挙で、2回目の当選を果たした松江市の上定市長が24日朝、再選後初めて登庁し、次の4年間のかじ取りへ決意を示しました。
24日朝、再選後初めて市役所に姿を見せた松江市の上定市長。
約150人の職員から出迎えを受けました。
就任式では、幹部職員など約80人を前に訓示しました。
松江市・上定市長:
我々が考えるのは10年後、50年後、100年後の松江です。松江の未来を切り開く仕事です。我々に期待されていることは非常に大きいです。それにぜひ答えていきましょう。
職員に対し「できる工夫」を考えることの大切さを強調。
市政の課題を一つずつ着実に解決していく姿勢を示しました。
今回の選挙で6万票余りを獲得し、新人候補2人を大差で破り、再選を果たした上定市長。選挙戦の争点にもなった松江駅前の再開発については…。
松江市・上定市長:
いつまでも今の状態で長く、松江駅前に商業の火が乏しくなっているというのは好ましくないものと思っていますので、デザイン会議とも話しながらスピード感を持って、時間軸を持って取り組んでいきたい。
今後、官民でつくる「松江駅前デザイン会議」で検討が進む案をもとに、できるだけ早期に結論をまとめる考えを示しました。
松江市・上定市長:
課題を先進的に抱えている街であるがゆえに、先進的な解決策を作り、全国のロールモデルになるようなチャレンジをしていく。
上定市長の任期は4月24日から4年間。
市長が自ら指摘する通り、人口減少や少子高齢化への効果的な対策が「待ったなし」となる中、市民から託された2期目の市政、かじ取り役としての手腕が問われます。