24日正午過ぎ、乗用車が川の水門に衝突し、乗っていた4人が搬送され、1人が死亡、2人が心肺停止です。
事故が起きたのは、長野・飯田市を流れる天竜川の堤防道路。
午後0時半過ぎ、乗用車が水門に衝突しているのを近くにある工場の従業員が見つけ、消防に通報しました。
堤防道路から車が転落したとみられ、車の上部は完全に壊れてしまっています。
事故が起きる前の現場の様子を見ると、水門と堤防道路をつなぐ「赤い通路」が確認できます。
事故によってこの通路が落ち、事故を起こした車の運転席や助手席部分を押しつぶしたとみられます。
後部座席のシートはむき出しの状態になっていました。
消防によりますと、乗っていた男性4人が病院に搬送されましたが1人が死亡、2人が心肺停止の状態。
もう1人は意識があり、重傷とみられています。
現場の状況から、車は堤防道路を走行中に道を逸れて水門に激突したとみられ、警察が詳しい状況を調べています。