未来の脱炭素コーヒーが登場です。
CO2を出さない水素で焙煎するコーヒーの量産を、UCC上島珈琲が始めました。
量産は世界で初めてだとしています。
焙煎の燃料を従来の天然ガスから水素に変えることで、年間に排出される570トンのCO2をゼロにできるほか、温度調節がしやすく、甘みやうまみなどを引き出しやすいということです。
UCCジャパン ニュービジネス担当・柳原優樹さん:
2030年代には水素焙煎がコーヒー業界の新しいスタンダードになっていけばと思って活動している。
コーヒー豆などは気候変動の影響で2050年には生産量が激減すると指摘されていて、UCC上島珈琲は、脱炭素社会の貢献とともに消費者に環境意識を高めてもらいたい考えです。