夏野菜の植え付けの季節です。高千穂高校では、生徒が授業で育てた野菜の苗の販売会が行われました。

高千穂高校の宮尾野農場にずらりと並ぶのは、キュウリやトマト、それにナスなどの苗です。その数16種類およそ6000本!生産流通科の生徒が今年2月から3月にかけて実習授業で種をまき、育ててきました。

買い物客の中には、朝6時から並んだという人もいて、販売開始前には長蛇の列が…訪れた人は、思い思いに苗を選び、1本100円や150円の苗を買い求めていました。

(買い物客)
「きょうはキュウリとトマトが主」

「収量はまあまあ良いです。スイカはカラスにやられます」

「庭先に菜園があり、そこに植えます。楽しいんですよ育つのが、孫くらい可愛いです。立派な苗で」

およそ3時間の販売会でしたが、苗はほぼ完売したということです。

(高千穂高校生産流通科3年・阿南凌さん)
「お客さんに喜んでもらえるよう作ってきたので、こんなに多くのお客さんが来たので嬉しいです」

宮尾野農場では、秋には「農場祭」が行われ、収穫したコメや茶をはじめ、冬野菜や花の苗の販売も行われるということです。

テレビ宮崎
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