埼玉県八潮市で発生した道路の陥没事故を受け、宮城県内でも再発防止の取り組みを進めようと、4月23日、道路管理者などが集まる会議が開かれました。

仙台河川国道事務所で開かれた会議には、県内の道路管理者などが出席し、全国で発生している道路の陥没の状況や、県内の点検計画を確認しました。

この会議は今年1月、埼玉県八潮市で発生した下水道管の破損などが原因とみられる道路の陥没事故を受けて、国が各都道府県に設けたものです。

国土交通省によりますと、2022年度、仙台市を含む全国の政令指定都市では2457件の道路陥没が発生し、そのうちの3割ほどが下水道の破損によるものとみられています。

宮城県地下占有物連絡会 阿部俊彦会長
「道路陥没がひとたび発生すると、第三者被害や社会的影響が発生していく。本会議を通じて道路管理者と占用事業者と連携して対策を進めていく」

会議では今後の点検・調査の結果をもとに、対策について議論していく方針です。

仙台放送
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