JR板橋駅周辺の再整備を進めている板橋区は、区が担当する西口駅前広場の整備計画を2月に発表した。
模型をみると、ピンク色の歩行者用のスペースのほうが道路やロータリーよりもだいぶ広い。デザインコンセプトは、緑の中でおおらかに混ざり合う駅前広場。車中心の考え方ではなく人中心の広場をイメージしたという。
またシンボルとなる「むすびのケヤキ」を残したまま、さらに周囲に大きめな樹木を植栽し、夏場でも涼がとれる空間にする考えだ。
駅周辺では再開発計画が進行中で、西口地区では地上37階建てのビルと地上6階建ての商業施設などが建設される予定のほか、板橋口地区でも地上34階建ての複合施設が建設される予定だ。
西口(A 街区)地区は、1~3階が商業施設、4階が公益施設、5階が駐輪場(住宅用)、6階より上が居住スペースとなり、板橋口地区は、B1~3 階が商業施設、4~5階が公益施設、6階より上が居住スペースとなる。
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