広島市西区観音新町のマリーナホップ跡地に2027年春の開業を予定する「ひろしまモビリティワールド」に関連し、広島県と契約事業者の株式会社ひろしまモビリティワールドは、きょう、完成イメージのHPサイトを開設。賑わいづくりや県西部の活性化に拍車をかける考えです。

きょう発表された「ひろしまモビリティワールド」の事業概要によりますと、新たに建設される施設は、敷地を3つに分け、モビリティを中心とした体験型コンテンツのほか、ホテルや温浴施設などが整備されます。

このうちゾーンAとして、中古車のディーラー、バイクショップ、高級レンタカー等を扱う「バイカーズ&モビリティエリア」が整備されます。

ゾーンBには、ホテル、レストラン、温浴施設等の「マリーナエリア」。それに、EV カート場、VR 施設、多目的イベントスペース等が入る「エンタメエリア」が整備されます。


事業者はこの事業のビジョンについて「世界に誇るモビリティ・エンタテインメントの聖地とすることを目指し、未来の社会とそこに暮らす人々を、モビリティでつなぎます」としています。

株式会社ひろしまモビリティワールドは、東京に本社を置くトヨタ車向けパーツ販売会社のトムスと、広島市の輸入車販売バルコム、ヒロマツホールディングス(広島マツダグループ)が関連する会社で、今月14日に広島県と事業用地定期借地権設定契約を締結。契約期間は、今年4月から31年間で、県が承認した事業実施計画に基づき、広島市西区のマリーナホップ跡地(約11ヘクタール)で、2027年春の開業を目指しています。

テレビ新広島
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