広島県は、開通から1カ月を迎える福山市の「鞆未来トンネル」の効果を測るため、きょうから交通量の調査を始めています。

「鞆未来トンネル」は福山市鞆町の中心を通る道路の渋滞緩和を目的に先月30日に開通しました。

きょうは平日の交通量を調べるため、トンネルの出入口周辺と街中の合わせて8カ所にビデオカメラを設置し、通勤時間帯と日中の12時間に通過する車の数を調べています。

【毛利祥子記者リポート】
「こちらのカメラではトンネルを通らずに街中へ向かう車の数を調べています」

県はトンネルの開通前と比較することで、街中の交通量が減ったかを検証することにしています。

【県東部建設事務所鞆地区まちづくり推進事業所・吉田隆則事業所長】
「(車の街中への)流入量が昔に比べたら減っているかなという肌感覚ではありますが、そのような感じを受けております」
「観光シーズンの影響とかもございますので、そういったものへの影響が少なくなるような対策を市と連携して取り組んでまいりたいと思っております」

調査は大型連休中の来月4日にも同様に実施するほか、今後も定期的に調べて公表するということです。

テレビ新広島
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