北海道の知床半島沖で26人が乗った観光船が沈没した事故から23日で3年です。
追悼式が行われる斜里町から、北海道文化放送・江上太悟郎アナウンサーが中継でお伝えします。
会場には、「追悼と安全を誓う集い」と題し、祭壇と献花台が設けられています。
午前10時から多くの人が花が手向け、手を合わせていきました。
乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU I」は、北海道知床半島沖で沈没し、20人が死亡、6人が行方不明のままです。
その事故から23日で3年。
2024年の10月になって、運航管理者として注意義務を怠ったなどとして、運航会社の桂田精一社長が業務上過失致死の罪で起訴されました。
そして3月、乗客の家族らが会社と社長に対し損害賠償を求め、民事訴訟を行っています。
追悼式の会場には180席ほどが設けられ、午後1時から追悼式が行われます。