自民党の西村康稔元経産相は、党の選挙区支部長に復帰したことを受け、「初心に戻って襟を正して活動していく決意をしている」などと述べた。
自民党は22日、西村氏を次期衆院選・公認候補予定者となる兵庫9区支部長に選任した。
西村氏は23日、春季例大祭が行われている靖国神社を参拝した後、記者団の取材に応じ、支部長選任について、「気持ちを新たに、まさに初心に戻って、襟を正して活動していく。地道に謙虚に活動していくという決意をしているところだ」と述べた。
また、「これまでの経験を生かし、今の世界の情勢の中で日本としてやるべきこと、やらなければいけないことを、私なりに考えて活動していきたい」と語った。
西村氏は、旧安倍派の裏金事件を受けた自民党からの「党員資格停止」処分の期間が、今月3日に満了となっていた。
一方、靖国参拝について西村氏は、「祖国を思い家族を案じながら犠牲となった英霊に、尊崇の念を表し、安らかに眠られんことを心から祈った。今年は戦後80年の節目でもあり、改めて平和への決意を新たにしたところだ」などと述べた。