街を巡回する警備ロボットが登場しました。

今や社会の一員として浸透している警備ロボット。
管轄の範囲は、技術発展や規制緩和とともに広がりを見せています。

22日から公道での巡回を開始したセコム製の警備ロボット「cocobo」。
昼夜問わず公道を走行できるのは日本で初めてです。

セコム企画部担当部長・長谷川精也さん:
建物に落書きがされていないか、モノが投げ込まれていないかを確認する。公道を走行できることで屋内だけでなく屋外からの警備もあわせて提供できる。

深刻な人手不足が続く警備業界。

道路交通法の規制緩和なども後押しし、警備ロボットの国内市場規模は年々右肩上がりが続くと予測されています。

このロボットはバッテリー残量に応じて自動で充電ポートに戻る他、公道走行時は人が遠隔操作することで警備員の業務を簡略化。

人が現場に向かわず、さまざまなシーンに対応でき警備員の業務量を最大2割程度減らせるといいます。

セコム企画部担当部長・長谷川精也さん:
人の警備員でなければ警備できない場所はたくさんあるが、この巡回ロボットが使える場所は公道走行ができることでどんどん広がってくる。

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