経営が悪化している日産自動車が、商品ラインアップ拡充で再出発をはかります。
日産は22日、“再出発の一歩目”としてこれまで以上に開発や生産体制を強化する方針を示しました。
また2026年度にかけて4車種の発表を計画していることを明らかにしたほか、2026年度に発売を予定している日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」の第3世代を搭載した新型エルグランドの一部も先行公開しました。
日産ブランド&コミュニケーション戦略部・大谷由希子副本部長:
改めて客を第一に据えて考えた、新たなブランドコミュニケーションを展開することによって、日産の再出発を宣言していきたい。客の生活をどう変えていくかということにチャレンジしていきたい。
日産はすでに、2025年度に日本で3代目となる新型EV「リーフ」や軽自動車を発売するとしていて、4月にエスピノーサ社長が就任するなど新しい経営体制の元、豊富な商品ラインアップで巻き返しをはかります。