松江市の20代の男性が下痢や腹痛などの食中毒症状を訴え、松江市はその原因が腸管出血性大腸菌によるものであると発表。2025年では島根県内で初めての確認で、市民に予防を呼びかけています。
【画像:腸管出血性大腸菌O157(内閣府HPより)】

腸管出血性大腸菌の感染が確認されたのは、松江市の20代の男性です。
松江市保健衛生課によると感染した男性は、14日に腹痛や下痢の症状を訴えたほか、17日に発熱があり、2つの医療機関を受診して入院したということです。
そして21日に退院しましたが、松江保健所の検査で腸管出血性大腸菌に感染していたこ
とが分かりました。
島根県内の2025年に入っての腸管出血性大腸菌の感染者は初めての確認です。

男性のほかに感染者は確認されておらず、保健所が感染経路を調べています。

松江市は、調理前は石鹸を使って手洗いをすること、バーベキューや焼き肉をする時は、生肉用の箸と取り箸を使い分け、中心部までしっかり加熱すること。
また重症化させないために、腹痛や下痢、血便などの症状がある場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。

TSKさんいん中央テレビ
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