G20(20カ国・地域)の財務大臣・中央銀行総裁会議などに出席するため22日、アメリカに向け出発した加藤財務相は、トランプ関税について「国際的な連携を取る」ことなどを訴えていくと述べました。
加藤財務相:
世界経済の不確実性が高まっている中、各国財務大臣などと関係構築を行いつつ、自由で開かれた多国間貿易体制の重要性を訴える。
加藤財務相は「関税措置には各国が懸念を持っている」と指摘し、「世界経済の不確実性を低減すべく、国際的な連携をとり、日本の考え方もしっかり述べていきたい」と強調しました。
また、現地で為替に関して協議するため日米財務相会談が行われる見通しであることについては「会談の中身は、市場に不測の影響を及ぼす恐れがある」と明言を避けました。