未知のウイルスに備えるため、かぜの症状がある患者を「急性呼吸器感染症(ARI)」と分類し、きょう22日から患者数のデータが公開されます。
厚生労働省は4月から、咳や鼻づまりなど「かぜ」症状がある患者を「急性呼吸器感染症(ARI)」として、インフルエンザや新型コロナなどと同じ感染症法の5類に指定し、全国約3000か所の医療機関から患者数を報告させています。
新型コロナが当初、原因不明の呼吸器感染症として報告されたことを踏まえ、未知のウイルスの発生を早期に探知し迅速な対応につなげるのが狙いです。
患者数などのデータは、きょうから国立健康危機管理研究機構・JIHSのホームページに公開されます。公開は午前10時半頃めどだということです。