ロシアのプーチン大統領は、イランとの包括的戦略パートナーシップ条約を批准する法案に署名しました。
両国は軍事を中心にさらなる連携強化が進みそうです。
ロシア国営タス通信によりますと、プーチン大統領は21日付で法案に署名しました。
ウクライナ侵攻をめぐって、イランはロシアに対してドローンの製造技術やミサイル攻撃に必要な物資を提供したとされ、ロシア軍の攻撃能力を支えてきたとみられています。
また条約には、軍事面に加え経済やエネルギー分野での協力強化も盛り込まれていて、制裁下でも両国のエネルギー協力が進む可能性があると指摘されています。
こうした連携の強化は、国際社会から制裁を受ける両国が結束を強める動きの一環とみられています。