半導体製造装置の販売やメンテナンスを行う神奈川県の企業が21日、秋田市に東北で初めてとなる事業所を開設しました。東北のものづくりを支え、新たな雇用の受け皿として期待がかかります。

秋田市雄和に事業所を整備したのは、神奈川県に本社を置くハイテック・システムズです。半導体やディスプレイを製造する装置の中古販売などを行う企業で、秋田市の事業所では、半導体製造装置の電子機器パーツの修理などを請け負います。

空港や高速道路が近く、輸送の利便性が良いことなどから秋田への進出を決め、2023年12月に県と秋田市の誘致企業に認定されました。

ハイテック・システムズの阿部守晃社長は「秋田の地から東北6県のものづくり工場の役に立てること。そして全国にネットワークを広げていきたい」と話しています。

事業所では、4年後の2029年に、現在の10倍となる200人の雇用を目指すとしています。

秋田テレビ
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