キリスト教の復活祭イースターの催しで目撃されたのは、開始の合図と同時に一斉に草原を走り出す大人たち。
皆さん、必死になって何かを探し回っています。
砂を掘り起こしたり、木の板の隙間をのぞいたり、四つんばいになってまたのぞいたり。
イースターといえば子どもたちが卵を探す「エッグハント」が定番ですが、この日、大人たちが必死に探していたものは、卵ではなくビール。
20日、ベルギーの修道院の庭で行われたのは、隠された1万本以上のビールを探し出す「エッグハント」ならぬ「ビールハント」。
約1000人が参加し、服がパンパンになるほどビールを詰め込んだ男性もいました。
参加者は「人生であんなに全力で走ったのは初めてよ。『これが戦か…』って本気で思ったわ」と話しました。