来月5日の「端午の節句」を前に、大竹市では特産の手すき和紙を使った「鯉のぼり」作りが最盛期を迎えています。
「手描き鯉のぼり」を作っているのは、大竹市新町に工房を構える杉本海さんです。
鯉のぼりの絵付けには色鮮やかな染料と太さの違う筆を使い分けウロコの模様を丁寧に描いていきます。
塗っては乾かすを繰り返す地道な作業をおよそ1カ月続けて、ひとつの鯉のぼりを完成させます。
最近では外国からの注文も増えていて、今年も100件以上の注文が寄せられました。
【大竹手すき和紙「手書き鯉のぼり」杉本海さん】
「手作業で作られる暖かみを、節句だけでなく日常的に楽しんでもらえれば嬉しい」
今月26日には平和公園のレストハウスで「ミニ鯉のぼり」を作る教室を開くということです。