20日早朝、福岡市中央区のバーで、客の男性をウィスキーの瓶で殴ってけがをさせたとして、暴力団組長の男が傷害の現行犯で逮捕されました。
中央警察署によりますと、20日午前5時半ごろ、福岡市中央区清川のバーで「客同士がもめている」と110番通報がありました。
男が店員にからんでいたたため、居合わせた客の男性が仲裁に入ったところ、男は店に置いてあったウィスキーの瓶で、男性の顔を殴ったということです。
男性は、まぶたの上を切るけがをしました。
店内にいた客や店員の証言などから、警察は男を傷害の現行犯で逮捕しました。
逮捕されたのは、指定暴力団・道仁会系の組長、大西一夫容疑者(67)で、警察の調べに対し「分かりません、何も言うことはない」と容疑を否認しているということです。
大西容疑者は酒に酔った状態で、警察が当時の状況を詳しく調べています。