アメリカのルビオ国務長官は、ウクライナの和平について、数週間以内に進展がなければ仲介役をやめる可能性について言及しました。

アメリカのルビオ国務長官は18日、「この取り組みを何週間も何カ月も続けるつもりはない。したがって、今すぐに、数日以内に、この数週間で実現可能かどうかを迅速に判断する必要があります。可能であれば、私たちは取り組むことになります。不可能であれば、他の優先事項に焦点を当てなければなりません」と述べ、数週間以内に和平の実現の可能性がなければ、仲介役をやめる可能性を示唆しました。

ルビオ長官は前日にパリで開催されたウクライナの和平に関する会合に出席し、フランスとイギリスが主導するヨーロッパの有志国連合やウクライナの高官などと、停戦や永続的な和平について協議していました。

トランプ政権は当初、ヨーロッパ抜きでウクライナ和平を進める懸念が広がっていましたが、アメリカとヨーロッパ各国が一堂に会したことで関係改善を印象づけたかたちとなりました。

来週、再びロンドンで協議が行われる予定です。

フジテレビ
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国際取材部
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