4月18日昼前に熊本・玉名市の工事現場で男性作業員2人が生き埋めになった。2人とも救助されたが、1人が意識不明の重体だ。

「人が土砂に埋まっている」と通報

4月18日午前11時半ごろ、玉名市富尾の工事現場で、「人が土砂に埋まっている」と消防に通報があった。

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消防が駆け付けると、現場では、男性作業員2人が生き埋めになっていて、2人とも救助されたが、鹿児島県薩摩川内市の中嶋卓生さん(58)が意識不明の重体。また、玉名市の男性(27)も軽いけがをしたという。

目撃した人は「レスキューの人たちがスコップを持って行ったので、誰か埋まっているのだと思った。15~20分くらい(救出)作業をしていたが、ダメと思ったのかショベルカーで掘ってすぐレスキューの人たちが助け出した」と話す。

2人は深さ数メートルの溝で作業か

警察によると、現場では残土処分場を造っていて、生き埋めになった2人は深さが数メートルある溝に入って作業をしていたという。

警察は関係者から話を聞くなどして、当時の状況や原因について調べを進めている。

(テレビ熊本)

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