医療機器メーカーの社員が、無資格でX線装置を操作していたことがわかりました。
アメリカの医療機器メーカーの日本法人「ニューベイシブジャパン」の営業担当の社員4人は、医療機関で整形外科手術に立ち会った際、資格がないにもかかわらず、自社のX線装置を操作していたということです。
X線の照射は、操作を医師などに限ると定められていて、診療放射線技師法に違反した疑いがあります。
取材に対し、会社は「上からの指示など組織性はなかった」としたうえで、外部弁護士による調査を始め、「当局等から協力依頼があった場合には適切に対応する」としています。