高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり去年6月から文献調査が進められている玄海町で、17日夜、町民有志による実行委員会が主催した「対話を行なう場」が初めて開かれました。

この会は玄海町民の有志によって組織された実行委員会が主催してはじめて開かれたもので文献調査の調査主体であるNUMOが事務局を務めています。
17日は区長会などの団体から14人、公募から4人の合わせて18人が参加しました。

【玄海町「対話を行う場」実行委員会 八島一郎委員長】
「文献調査について知らない人がきょうの時点でもかなり多かったみたいですので、やっぱり文献調査っていうのをまず理解してもらうっていうのは一番大事」

会では文献調査についてNUMOから概要が説明されたあとグループに分かれて自由に意見交換を行い、参加者からは調査期間や対象エリア、また、処分施設ができた後に今の生活が続けられるのかなど質問が出されました。

【参加者】
「向こうからの情報も少ないしどこまで進行しているのかまったく分からなかったというのが率直な感想です」

この会は今後も参加者を入れ替えながら3カ月ごとに開かれる予定だということです。

サガテレビ
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