あのギョーザの街に、ちょっと変わった犬が登場して話題になっています。

全国有数の“ギョーザの街”として知られる栃木・宇都宮市。

その玄関口、宇都宮駅に登場したのが、ギョーザの着ぐるみに身を包んだ犬、その名も「餃子犬(ぎょうざけん)じゅうべえ」。

特技は「ギョーザの食べ頃が分かること」だそうです。

“じゅうべえ”を見た人は「かわいかった」「(ギョーザが)有名なのでちゃんと象徴が現れていいかな」と話しました。

この“じゅうべえ”、ギョーザだけではなく、もうひとつPRしているのが「宇都宮市への移住」。

宇都宮市では、東京圏から移住すると最大100万円の支援金が支給されるなど、以前から力を入れてきました。

そして、ライトラインの開業や市の魅力を伝えるCMを放送した効果などもあって、最新のデータでは、移住者は3年前と比べて約14倍に増えたそうです。

PR役のじゅうべえも、宇都宮市をより知ってもらおうと2024年11月から1カ月間、渋谷駅にお散歩。
ここでも大人気でした。

宇都宮市 都市ブランド戦略課・廣田真美さん:
ファンを増やすことで宇都宮市の移住につなげていきたい。じゅうべえがきっかけになればいいな。

ギョーザとともに、じゅうべえの活躍にも注目です。

また、じゅうべえの名前の由来はギョーザを焼く“ジュー”という音からきているそうです。