大阪・関西万博の開幕にあわせての展示飛行が中止になったアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」について、航空自衛隊は、改めて万博会期中の飛行の検討に入った。
万博開幕の13日に予定されていたブルーインパルスの大阪上空の飛行は、悪天候のため中止となっていたが、航空自衛隊トップの内倉航空幕僚長は、17日の記者会見で、「再度の展示飛行について検討していきたい」と述べた。
内倉氏は、「もう1回飛んでくださいという声をメディアでもSNSでも見た。本当にありがたいことだと思う」とした上で、「それにこたえられるように、また、しっかりと検討していきたい」と語った。
実施の時期は10月までの万博会期中を幅広く検討するとしている。
また、中谷防衛相は、国会での質疑の中で、大阪府の吉村知事から電話で要望があったことを明らかにし、「再度の展示飛行について検討したいと返事した」と説明した。