福岡県筑後市の保育施設で、複数の園児や職員がおう吐や下痢の症状を訴え、感染性胃腸炎にかかっていることが確認されました。
福岡県によりますと4月11日から17日にかけて、筑後市の保育施設で2歳から5歳の園児18人と、20代から50代の職員4人の計22人がおう吐と下痢の症状を訴えました。
このうち園児1人が入院していますが、重症者はいないということです。
検査の結果、感染性胃腸炎にかかっていることがわかり、保健所が保育施設に対して感染拡大防止などを指導しました。
福岡市の医療機関では21人がおう吐や下痢の症状を訴え、一部からノロウイルスが検出されるなど、今シーズンは春になっても感染性胃腸炎の異例の流行が続いていて、県や市は手洗いの徹底などの予防策を呼びかけています。