人気小説シリーズ「木枯らし紋次郎」などで知られる作家・笹沢左保さんのゆかりの品を集めた展示室があす18日からオープンします。
作家の笹沢左保さんは、1988年から7年間、佐賀市富士町で暮らし佐賀を舞台とした小説などを生み出しました。
その仕事場が記念館として保存されていましたが、今年2月に閉館したことから、佐賀市鍋島町のミサワホーム本社の2階で蔵書などが公開されることになりました。
【原竹アナウンサー】
「こちらの展示で使われている棚は、実際に笹沢左保さんの仕事場で使われていたものを一度分解して運び込んで組み立てたということです」
展示室には1000冊を超える本のほか、丁寧な字で書かれた直筆の原稿、笹沢さんが作詞した佐賀への思いを読んだ「佐賀賛歌」という書も展示されています。
【ミサワホーム佐賀管理部経理課 武村佳憲さん】
「こちらに著書が380冊全てありまして、こちらは笹沢先生の東京の自宅とこのライブラリーのみで保管されている状況ですので、是非そちらを見ていただければと思います」
展示室は笹沢さんの本を読んだり学生が勉強したりできるフリースペースとしても開放され、入場無料で展示を楽しめるということです。