長崎県壱岐沖で3人が死亡した医療用ヘリの事故で、17日、国土交通省の職員が佐賀市の運航会社で立ち入り検査を行いました。

検査を受けたのは、ヘリを運航していた佐賀市の「エス・ジー・シー佐賀航空」です。
17日は、国交省の職員4人が午前9時から正午ごろまで佐賀航空に入りました。
国土交通省大阪航空局によりますと、検査は16日から行われていて、会社の安全管理や整備の体制に問題がなかったかなどを調べたということです。
この事故では、医療搬送用のヘリに乗っていた患者と付き添いの息子、医師の3人が死亡し、司法解剖の結果、いずれも溺死とみられています。

また、救助された機長は「ヘリから異音があった」と話していて、海上保安部などが当時の状況を調べています。

サガテレビ
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