岡山空港の利用者数が1988年の開港から累計で4000万人を突破しました。4月17日、空港では記念式典が行われ、関係者らが節目を祝いました。
式典では岡山県の伊原木知事と「空路利用を促進する会」の松田久会長から利用者に配る記念品などが空港の関係者に手渡されました。
1988年3月に開港した岡山空港、現在は国内線と国際線あわせて6つの路線と1つのチャーター便を運航しています。コロナ禍の2020年には一時、全線運休となるなど苦境も経験しました。現在の利用者数はコロナ禍前の9割近くまで回復していて、4月3日に累計4000万人を突破。県は今後さらに増加が見込まれるインバウンドに対応できるよう、空港の機能強化と利便性向上を図りたいとしています。
(岡山県 伊原木隆太知事)
「外国からの客が伸び続けている。これからもアジアの経済成長率を見ればまだまだ増えることが予測される中で 迎えた4000万人。これから5000万人にむけていろいろな準備をしていかなくてはいけない」
岡山空港では5月末まで、4000万人達成を祝う横断幕などが設置されるほか、スタッフが記念バッジを着用します。