自動車メーカー各社がトランプ関税への対応を迫られる中、アメリカ・ニューヨークで16日、国際自動車ショーが開幕しました。

日産自動車は、アメリカの工場での生産を減らす計画でしたが、トランプ大統領による自動車への追加関税の発動を受けてアメリカでの生産体制を維持する方針に変更しました。

日産自動車担当者は、「日産は多くの車をアメリカで生産しているから、価格を変えずにいられる」と話していました。

またホンダは今回の関税措置を受け、一部の車種の生産拠点を日本からアメリカに移し、影響を回避する対応をとっています。

ホンダ担当者は、「ホンダはシビックをインディアナ州で生産している。アコードはオハイオ州。多くの車がアメリカで生産されている」と語りました。

一方、韓国の自動車メーカーからは、アメリカでの生産量を増やすことを検討しているという意見や、常に市場を注視して対応できるようにしているという声も聞かれました。

現代(ヒョンデ)自動車担当者は、「市場が今どうなっているのか、消費者が何を求めているのか注視している」と話しました。

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