円相場は、赤沢大臣の発言を受けて円安ドル高傾向となっています。
17日の東京外国為替市場の円相場は、アメリカで株価が下落した流れを受けて、朝方に一時1ドル=141円台をつけ、約7カ月ぶりの円高水準となりました。
その後赤沢大臣が会見で、日米関税交渉で為替の議論はなかったことを明らかにしたことから、円を売ってドルを買う動きが強まり、1ドル=142円台をつけました。
市場関係者からは「不透明感が高い状況には変わりなく、神経質な動きが続くだろう」との見方が出ています。
一方、東京株式市場では、円安ドル高傾向を受けて日経平均株価が一時300円以上値上がりしました。
17日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、16日に比べ、291円89銭高い、3万4212円29銭、TOPIX(東証株価指数)は、2517.00でした。