インテージが17日公表した「ゴールデンウィークに関する調査結果」によると、1人あたりの予算は平均2万9237円で、前年より1380円増えました。

4月から給与が増える見込みの人は、1人あたりの予算が6万5130円だったのに対し、給与が減ると見込む人は2万6417円と2倍以上の差となりました。

希望する過ごし方では、理想と現実のギャップが見られています。

「国内旅行(泊まりがけ)」では理想は16.9%、予定(現実)は7.7%で、理想が9ポイント上回りました。

一方、「自宅で過ごす」では、理想が27.1%、予定(現実)は37.3%で、現実が10ポイント高くなりました。

インテージは「外出したい気持ちはあるものの、自宅で過ごす現状が浮き彫りになった」と分析しています。

また、「長期休暇取得者が限定的であることや、交通渋滞・外出先混雑を回避したい心理も影響していそうだが、それ以上に経済的な負担や外出コスト増加による『外出控え』傾向が強まっていると考えられる」と指摘しています。

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